赤ちゃんから高齢の方まで受け入れるバリアフリーの自宅サロン
「1歳の子どもを連れていける美容院がなかなか見つからなかった」——そんな声がきっかけで足を運ぶ方も少なくないという。サロン・ド・シェスタは東京都江戸川区松本に構える自宅サロンで、店内は車椅子でもそのまま入れる完全バリアフリー設計を採用している。カットやシャンプー時の移動を最小限に抑えた動線が組まれており、身体への負担が気になる年代の方にも通いやすい。新小岩駅南口からバスで松本弁天バス停まで約10分、そこから徒歩3分ほどの場所に位置する。
営業時間は9:00〜18:00、定休日は火曜・第3水曜・第4日曜。支払いは現金のほかPayPayやAirペイに対応しているため、キャッシュレス派にも不便がない。個人的には、自宅サロンでここまで設備面の配慮が行き届いている店舗はかなり珍しいと感じた。小さな子ども連れの若い世代と、70代・80代の常連客が同じ空間を共有しているあたりに、この店ならではの空気感がある。
代表・立花操の施術スタイルとマンツーマン対応
代表の立花操が一人で施術にあたるマンツーマン形式をとっている。髪質や骨格、顔立ちを見ながら似合うスタイルを組み立てていく手法で、流行を押しつけるのではなく、その人の生活リズムや好みを聞き取ったうえで提案する。パーマとカラーの同時施術にも対応しており、薬剤の選定からトリートメント処理まで一貫して担当するため、ダメージの出方を細かく管理できる。カット料金は大人3,600円から、小学生未満は1,300円という設定になっている。
70代の女性客からは「立花さんと話しているだけで元気が出ます。パーマもカラーもとても丁寧で仕上がりに満足しています」という声が寄せられている。予約枠を一人ずつ確保しているため、他の客と時間が重なることがほぼない。周囲を気にせず過ごせるこの形式は、小さな子どもがぐずっても気まずくならないという利点にも直結している。
成人式・卒業式の着付けから出張施術まで
カットやカラーだけではなく、シェービングや着付けといったメニューも揃えている。成人式の振袖着付けとヘアセットを依頼した母親からは「すっごく綺麗にしてもらったね、とみんなに褒められた」との言葉が届いたそうだ。特別な日の準備を一箇所で完結できる点は、複数の店舗をはしごする手間を省ける。白髪染めの色持ちや仕上がりに関する相談も、施術中の会話のなかで気軽にできる雰囲気がある。
外出が難しい方に向けた出張サービスも実施しており、自宅にいながらサロンと同水準の施術を受けられる。たとえば足腰の不調で通院もままならない高齢のお客様のもとへ、道具一式を持って訪問するケースがあるという。こうした対応範囲の広さは、地域に根ざした個人サロンだからこそ実現しやすい部分だろう。
ブログ・コラムを通じた年齢別ヘアケア情報の発信
サロン・ド・シェスタは施術の場にとどまらず、中高年〜高齢者層に向けた美容情報をブログやコラムで継続的に発信している。白髪や薄毛への対処法、季節ごとに変わる頭皮コンディションの整え方など、テーマは施術現場で実際に質問が多い内容から選ばれている。美容師目線で書かれた記事は専門用語を噛み砕いており、読みやすいという声が目立つ。年齢とともに髪質が変わっていく過程を具体的に解説している点も、他の美容院ブログとは少し毛色が違う。
「幾つになってもきれいでいたい、かっこよくいたい」——サロン・ド・シェスタが掲げるこの考え方は、記事の端々にもにじんでいる。たとえば健康的な髪を保つための日常ケアに関する投稿は閲覧数が多く、常連客以外の読者にも届いているようだ。情報発信と施術を両輪にしている姿勢が、来店前からの信頼感につながっている。


